子どもたちよ、木に登れ！

子供会で、毎月マンションの公園をお掃除します。
ずいぶん涼しくなって、すごしやすくなったので、汗だくでお掃除をしなくなってとっても楽ちんです。

お掃除が一通り終わったら、子どもたちは妙な遊びをはじめます。ううむ、熊手のなる木。斬新だ。


さらに、木登り。
木登りが好きな、女の子って多いのね。男子のほうが意外とのぼらない。
トラオの仲良しの女子がすいすい木に登っているから、トラオも登りたがるんだけど、木に手をかけてぶらーん。
「のぼれなぁーーい。どーーすんのーー？」
そしたら、女の子の友達に
「ここ、ここに、足かけてーっつ！！」
って、足をでっぱりにかけてもらって頑張って登っていました。ははは。

そんで、母ちゃんは笑って子供たちの木登りを
「おおー、がんばれー。登ってもいいけど、降りられる高さまでだよー」
とか、のんきに見ていたんだけど、ほかの子供会のママたちに見つかって
「これーー、ダメでしょー。木に登ったらぁー」
って、言われてしまった。
小さい声で、子どもたちと母ちゃんはコソコソ話。
「木登りもしない人生なんてねぇ・・・・？」
（いやまあ、子供会のお掃除をしているときに、ケガしたらマズイんだけど）

私が子どもの頃は、山に入り放題だったし、近所の家の庭も入り放題だったし、もちろん木にも小さなころから登っていた。
トラオは真面目だから、先生のいう事もよくいくし。怖がりだし、自分から木に登ったりしないから、上手じゃないんだよねーーー。
昔は、年上の子が、年下の子にいろいろ遊び方を教えたものだけどね。
あんまり上下のつながりもないから、遊びの幅が少ないかもしれない。

トラオが欲しいというので、今年は虫取り網もかったけど、今年の夏、虫とりを教えられなかった。
お掃除した公園の周りは竹林がいっぱいだし、緑もいっぱいなんだけど、フェンスがあるから、私がトラオを引き連れてフェンスを乗り越え
「こーやって、虫をとるのだーっつ！セミは、こうとるんだー！」
とか、やっているのを子供に見られては、子供会役員としてマズイのではないか？
と、思ってしまった。。。。
ミョーに大人な考えにはまっていたけど、よくなかったかもしんない？

木に登らない人生なんて。虫取り網を振り回さない人生なんて！
大人になったけど、大人じゃなくても、もーいーやー。
来年は、子供会役員でもないから、童心に帰って、虫取り網振り回すぞ。
子どもたちよ、大人の目を盗んでいくらでも木に登るのだぁー！

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