負けるなトラオ！２

昨日の続き。
しかし、この「やめて」訓練だけでは、トラオ不安そうに質問。
「やめてって言って、また、たたかれたら？」
「ん？叩かれたそうになった時、相手の腕をぐっと掴む！両方ね！
そして、絶対負けない！！って、気持ちでいたら、相手が逃げていくから。叩き返すこともしないでいいし、突き飛ばしたりしないでいいからね。」
トラオはやり返さないし、罵る言葉も言わないハズ。
きっと平和的に、誰も怪我せずに終わるはず・・・多分。

んで実践練習。おかーさんが、叩く人をして、トラオが防御する役。
叩きにきた母ちゃんの腕をつかむトラオ。よしよし。
わが子ながら、力つよいな。同年代だったら、絶対大丈夫だわ。

（内容と関係ないけど、沖縄のおばちゃんと電話中）

母ちゃんは喧嘩人生を歩んできて、殆ど負けなかった。
大人になってからは口喧嘩が多かったけど、子供の頃は、もちろん手もでていた（自分からはださなかったけどね）
とっくみ合いの喧嘩をしたのは、覚えがあるので、１０回（くらい？）。他のケンカの時は、最初に掴んだ握力と気合で相手を負かしていたのだ！！
・・・と、最近になって気づいた。
先日、ある教室で合気道ごっこみたいなのをしたら、男性に「殺されるかと思った」と言われてしまった。もちろん殴ったりしてないし、ただ腕を本気で掴んだだけだったんだけど。
最近、平和主義者になってきたと思っていたのに・・・ややショック。

さて、ケンカ訓練の翌日、トラオが帰って
「おかーさん、Hくんと、手ぇぎゅーっとして、トラオ勝った！」
と、嬉しげ。
「トラオ、H君仲良しじゃない。喧嘩したの？」
って、聞いたら
「ううん、あそんだの。くんれん。トラオ、かった。トラオつよい！」
「そーだよ、トラオは強いからね。叩いたらダメよ～～」
トラオ、うんうんと頷いて、自信を持ったようです。

女の子を殴らないのはいい。
しかし、女子に・・・いやいや、この先山ほどある、あらゆる困難に負けてはいけない！
そして、守れる側の人間になるのだ、トラオーー！！！

・・・・そんなわけで、喧嘩（になる前）の対処のしかたを、母ちゃんが教えちまったんだけど。この対処のしかたで、ホントにいいのか・・・？！（遠い目）

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