心の遺伝子 ２

心の遺伝子。
前回に引き続き、心のお話。
争いの小さな火種を、小さいまま、大きくせずに鎮火する方法がありました。

「悪い言葉」がやってきたら、大抵人は、暴力で対抗したり、論理で対抗したり
この二つを使っても、争いは増すばかり。
ではどうすればいいのか。

先日、トラオがウンチしたのに、手を洗わず、私の許可なく勝手にお菓子を食べ始めて、ちょっと厳しくしかりました。そしたら、トラオが
「おかーさんの　バカー！キライー」
と、キレたんですね。その時、私も体調が悪くって、
「嫌いって言われたら、お母さんかなしいわーーー！！！
もう、イヤー！！」
って、私もキレてしまいました。
その時、わたしの体調がの悪さがトラオに伝わったせいもあるだろうし、トラオの歯も抜けかけていて、ちょっとタイミング悪く双方イライラしていたんですよね。悪い感情は、伝染するのじゃ☆

んで、はっと気付いたんですけども。
たとえば、お父さんが酔っ払って、わけがわからなくなって、非倫理的な事をいったり、非常に人権意識の低いことを言ったら、以前の私はマイナスパワーを受け取って、戦闘モードに入り、論理の武力で屈服させようとしました。
でも、それをするとですね。
壁が壊れたり、テレビがこわれたり・・・・（ごめんね夫・笑）
これはいけないと、さすがの私も気付きました。
で、ちょっとヘンテコリンになっている時は、たいてい「会社でストレスがたまっている」ときだと、気付きまして、変な事を言っても、気にしないようにしました。

「人の言うことはしっかり聞きましょう」と、言うのを真面目に守っていたけど、喧嘩しそうな時は、聞かなくていいのだ！と、いうことを、約４０年生きてきてやっと覚えました。
喧嘩ばっかりしていた父母を見て育った私ですが、父母の悪い心の遺伝子を、立ち切れたのではないか・・・？
と、思っています。

でも、この技（？）夫には、出来るようになっていたけど、よく考えたらトラオには出来ていなかったのですね。

悪い感情がやってきたら、受け流す！
私がトラオの言うことを、真に受けず「あーー、いま体調わるいんだな」「学校で何かあったかな」
と、思って、トラオに心をそわせていたら、トラオも、お友達に嫌な言葉をなげつけられても、ひらりとかわして、受け流し、悪口を言い返したりしなくなるかもしれません・・・・
そう祈ります。
自分の体調が悪くても、悪い言葉を聞いても、気にせず、受け流せるようになろう！！

自分が変われば、人も変わる・・・ハズ。
自分の課題を明確にして、課題を乗り越えて、よい心の遺伝子を子供たちにわたせるようになれますように。
ちょっとでも、マシな人間になれますように。
世界が平和でありますように。

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