未熟な親です。 [トラオ]
子どもの頃に、読んで、もーれつ怖かった本がござった。
アンデルセンの本だったのに、怖かったのよー。
題名はわすれちゃったんだけど、こういう話。
可愛い女の子が、新品の服を着て、おつかいに行くというお話。
籠には、お届けするパンが入っています。
ここまでは赤ずきんちゃんとかと、あんまり変わらないんだけどねーー・・・
女の子がお使いしている道の途中で水たまりがありました。
新品のキレイな服を汚したくない女の子は、パンを踏んで水たまりを渡ろうとしました。
パンを踏んた瞬間、女の子は水たまりから真っ暗闇の地下の世界へ。
そこには、とんでもなく、怖い魔女がいて、女の子は、とんでもなく酷い目にあうってお話でした。
オチは忘れました・・・・女の子どうなったんじゃろ。
昔読んだので、相当記憶あやふやです。もしかして新品の靴だったかしらん。
まあ、そんな感じで猛烈怖かった思い出があったのです。
お話では「地獄」ではなかったんだけど、自分の中で「食べ物を粗末にすると、地獄におちる」感覚が幼少期にバッチリ身についてしまいました。
(内容と関係ありませんが、トラオレゴ作品。剣のつもり・・・・ううむ。)
先日、私が台所で、野菜を切っていたとき、野菜がころころ。
トラオが、そばで見ていて、動く野菜が面白かったのか、足で野菜を踏もうとしていたーーー!
「っわ!トラオ!トラオ!だめだよーーー地獄におちるよーーーー!!!!」
と、母ちゃんはつい叫んでしまった・・・・トラオは多分、悪気はなかったとおもう。
はっと気付くと、トラオの顔が恐怖におびえている。ががーーん。
そして、その数日後。
学校から帰ったトラオが
「がっこでーー。きゅうしょくのーー、たまご ふんじゃった。おちてたの。
トラオ、じごく いく??かみさま おこる?」
と、深刻な顔で聞いてきました。
あああああーーー、ゴメン!!ごめんよトラオーー!
ちょっと反省していた母ちゃんはタイミング良く、徳の高い方から、こんなお話を伺ったところでした。
「人は、子供の頃から、悪い事をしたら地獄におちるとか、罰があたるとか聞いていて、恐怖感を持ちます。
恐怖から、自分の悪い行いを見ないようにしてしまっています。
『良い子でいないと評価されない』と、思った子どもは、大人にとって都合よく良い子で優等生なのですが、恐怖から自分の悪いところを見ない傾向があります。
間違ってもいいんです。一番悪いのは、悪い事から目をそらして、なかったことにする心です。」
今、今こそ、聞いた話をそのまま話す時だ・・・っつ!!
「大丈夫だよ。わざとでなかったら、いいの。それにね、誰でも間違うからね。
人間は間違うものだからね。『あ、失敗したな、じゃあ次は失敗しないでおこう。今度から気をつけよ』って思ったらいいだけだからねー。」
「そーなの?」
「うん、そーなの。だから、失敗しても、間違っても、地獄に行ったりしないから!
おかーさんが、間違ってた!」
と、言うとトラオがニッコリ。
ふ、ふーーー・・やれやれ。
あやうく、地獄の恐ろしさをインプットするところだった・・・っつ!
あー、親なんだけど、親なんだけどさー、自分って未熟だわーー。
アンデルセンの本だったのに、怖かったのよー。
題名はわすれちゃったんだけど、こういう話。
可愛い女の子が、新品の服を着て、おつかいに行くというお話。
籠には、お届けするパンが入っています。
ここまでは赤ずきんちゃんとかと、あんまり変わらないんだけどねーー・・・
女の子がお使いしている道の途中で水たまりがありました。
新品のキレイな服を汚したくない女の子は、パンを踏んで水たまりを渡ろうとしました。
パンを踏んた瞬間、女の子は水たまりから真っ暗闇の地下の世界へ。
そこには、とんでもなく、怖い魔女がいて、女の子は、とんでもなく酷い目にあうってお話でした。
オチは忘れました・・・・女の子どうなったんじゃろ。
昔読んだので、相当記憶あやふやです。もしかして新品の靴だったかしらん。
まあ、そんな感じで猛烈怖かった思い出があったのです。
お話では「地獄」ではなかったんだけど、自分の中で「食べ物を粗末にすると、地獄におちる」感覚が幼少期にバッチリ身についてしまいました。
(内容と関係ありませんが、トラオレゴ作品。剣のつもり・・・・ううむ。)
先日、私が台所で、野菜を切っていたとき、野菜がころころ。
トラオが、そばで見ていて、動く野菜が面白かったのか、足で野菜を踏もうとしていたーーー!
「っわ!トラオ!トラオ!だめだよーーー地獄におちるよーーーー!!!!」
と、母ちゃんはつい叫んでしまった・・・・トラオは多分、悪気はなかったとおもう。
はっと気付くと、トラオの顔が恐怖におびえている。ががーーん。
そして、その数日後。
学校から帰ったトラオが
「がっこでーー。きゅうしょくのーー、たまご ふんじゃった。おちてたの。
トラオ、じごく いく??かみさま おこる?」
と、深刻な顔で聞いてきました。
あああああーーー、ゴメン!!ごめんよトラオーー!
ちょっと反省していた母ちゃんはタイミング良く、徳の高い方から、こんなお話を伺ったところでした。
「人は、子供の頃から、悪い事をしたら地獄におちるとか、罰があたるとか聞いていて、恐怖感を持ちます。
恐怖から、自分の悪い行いを見ないようにしてしまっています。
『良い子でいないと評価されない』と、思った子どもは、大人にとって都合よく良い子で優等生なのですが、恐怖から自分の悪いところを見ない傾向があります。
間違ってもいいんです。一番悪いのは、悪い事から目をそらして、なかったことにする心です。」
今、今こそ、聞いた話をそのまま話す時だ・・・っつ!!
「大丈夫だよ。わざとでなかったら、いいの。それにね、誰でも間違うからね。
人間は間違うものだからね。『あ、失敗したな、じゃあ次は失敗しないでおこう。今度から気をつけよ』って思ったらいいだけだからねー。」
「そーなの?」
「うん、そーなの。だから、失敗しても、間違っても、地獄に行ったりしないから!
おかーさんが、間違ってた!」
と、言うとトラオがニッコリ。
ふ、ふーーー・・やれやれ。
あやうく、地獄の恐ろしさをインプットするところだった・・・っつ!
あー、親なんだけど、親なんだけどさー、自分って未熟だわーー。
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そのアンデルセンのお話の結末は、
パンを恋しがって鳴いて暮らすようにと、
女の子は鳥となって生きていくことになった。という感じで
終わったような気がします。
題名は??なんだったかなぁ~
魔女とのやりとり、魔女が女の子に見せた色々な人たちのエピソード、
ちょっと忘れてしまいました。
私も、怖かった物語としてちょこっと覚えていますよ。
by かちゃん・ぱんじゃん。 (2011-04-17 05:35)
タイトルはズバリ「パンを踏んだ娘」だったかと。
うちにその本があるんだけど、先日「殿堂入り」(処分はしないけど滅多に読まない思い出の本を押入の奥に収納することを勝手にそう呼んでいる)したので、出すのがナンギ… (^_^;)
by アネ (2011-04-17 21:29)
かちゃん・ぱんじゃんさんへ
わおー。かちゃんさんも読んでいましたか?!
色々なエピソードがあったんですか。
私、恐怖だけ残って、何一つ内容が残ってないわ~~(汗)
姉上さまへ。
・・・ホントーに、ズバリの題名ですね。
所で、アンデルセンって女のひと嫌いなのかしらね。
女の子が酷いめにあう話が多いような気がする。気のせい?
by vaio_7 (2011-04-18 13:48)