何ができるか

地震発生の被害のあまりの大きさに、どうする事もできず、ただただ被害がこれ以上出ませんように、余震がおきませんように。
祈ることしかできません。
しばらく、ショックでブログを休んでしまいました。

報道を見て、自分に何かできないか・・・と、思いました。
16年前の地震の時もそうでしたが、結局何もできない無力な自分のままです。
友人と一緒に、長田の街をバイクで走ったこと、少しだけ体育館でボランティアをしたことを思い出されます。

いつも、心を痛めるだけで、何もできない自分がいました。
友人Ｋ君と、話していましたら
「みーまさんが、感じているのは・・・無力感・・・というか虚無感？」
と、誠実に言葉を探しながら聞いてくれました。
「虚無感・・・・？地震のあった、次の月に祖母が死んで・・・それも癌だったんだけど。
その時も苦しんでいる人がいるのに、何もできないな・・・って思って。
いつもいつも、自分って、無力だなー・・・って。そうね、虚無感かなぁ・・・・・」
と、はたと気付いたのです。
「ん？？？あ・・でも、それって。この感覚って。
いつもは、自分は何もできないし、努力もしていないくせに。
こういう時だけ人の役に立ちたい、自分は何かできるんじゃないかって思うのは・・・・
自分を、過大評価しているってこと？！身の丈にあわない妄想を自分に抱いているってコト？！」
うわーーー恥ずかしい～～～。

こういう時に、役に立ちたい人間になりたいのであれば毎日、死ぬ気で訓練を、しないといけないということ。
病気の人の力になりたいなら、血反吐はくほど勉強しないといけないこと。
それが出来ないのだから、せめて自分に過ぎた重荷を勝手に背負って、勝手に暗くならず、明るく生きよう。こういう時だからこそ、地道に地道に自分の出来ることを一生懸命に生活することが大切なのだと気づきました。
Ｋ君ありがとう。あなたの穏やかなお話のおかげて、己れの内の傲慢さが、虚無感の原因だと気付かました。

家族と争わず、仲良く暮らそう。
まず身近な人を、大切にしよう。
一期一会で感謝しながら生きよう。
そして、もしもキャパシティーが大きくなったら、きっと有事の際にも、ちゃんと地に足がついた、何かしら良いことが出来るようになるかもしれない、と思うようになりました。

皆の思いが、良いほうへ日本を世界を導いてくれますように。
世界が平和でありますように。

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