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「天のしずく」~いのちのスープ~ [映画]

先日、映画を見に行きました。
・・・きゃーーっつ。開始時間を見間違えていたーっつ!
そういう訳で、隣で上映していた、見る気のない映画を見てしまいました。
しかし、これが当たりでしたーっつ!
「天のしずく」~いのちのスープ~
辰巳芳子さんという料理研究家のおばあちゃまのドキュメンタリー。
「死ぬ最後に、口にできるのは、おつゆもの。スープです」
嚥下障害をおこした、父のために、スープと作り続けた辰巳さん。
本当に丁寧な素材の扱い方。
自分がされたらいやな扱いはしない。
料理に対する愛情。それはそのまま、お野菜をつくる方への、尊敬、そして大地への感謝。

料理に愛情をもつというのは、こういうことなんだーー。
本当に素敵なお方でした。

・・・しかし、あまりに丁寧なお料理なので、私はマネできないーー!!!
白和えを作るときに、豆腐を裏ごしなんて、ありえないーっつ!!
(私の料理は、あまり手がかかっていないのだ)
私は、白和えを作るときも、豆腐は適当に手でつぶして作る!!
ワイルドなのだーっつ。
ふう。。。辰巳さんのお料理はとてもとても、マネできないと思ったけれども。
お料理を作る真摯なお気持ちは、(ちょこっと)いただけたと思います。

戦争で夫を亡くし、一人で生きた辰巳さん。
その大変な人生を生きた辰巳さんと、ハンセン病の患者・宮崎さんとの出会いと、お話も素晴らしかったです。
ハンセン病の患者は、想像を絶する差別をされ、宮崎さんは幼いころに、両親から隔離され、小さな島で生活します。でも、宮崎さんには、恨みがましさは微塵もありません。
そして、辰巳さんと、宮崎さんがお話なさっていた時に、
「80才になって、わかることもあるのよねぇ。」
と、笑いあっていました。大変な、大変な人生を歩んだ二人の美しい笑顔でした。

私は、勝手に、自分の人生設計を60歳くらいだと思っていたりしたけれど。
(親も60代で死んでるし・・・・長生きの親戚がいないのよー)
・・・・80歳になって、わかることとは何だろう。
魂がふるえるような交流をして、笑いあって。
大変なことも、悲しみも乗り越え、人を恨まず、人を許し、そして人に希望を与える80歳。
あんな、80歳になってみたい。生まれて初めてそう思った。


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