負けない技術

子どもの頃から、ケンカは強かった。
ほとんど、負けたことがなかった・・・・と、おもう。
そして、ケンカの回数のわりには、たいしたケガもしなかったし、反対に私がとんでもなく、相手の子を傷つけたこともなかった。
いまさら考えてみたら、最初のにらみ合いとか、相手が殴りかかって来た瞬間に、相手の腕をつかんだ気迫で勝敗はついていて、殴り合いになる手前で、相手が引いてくれていた。
・・・本当にお互いケガがなくて、よかった。親になって、本当にそう思う（涙）

なんで強かったんだろう？勝ち負けの境目って、何だろう？
運動神経が良かったからとか、その次元じゃないよね？と、ぼんやり思っておった。
んで、先日、本屋さんをブラブラして、素敵な本が！。

負けない技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」 (講談社プラスアルファ新書)

• 作者: 桜井 章一
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2009/09/18
• メディア: 新書

「負けない技術」
桜井章一
・・・・裏麻雀で２０年間無敗だったお方です。。。。
今まで手に取ったことのない、分野・・・
（麻雀の必勝法などは書いておりません。念の為）
んで、序文で、ワタクシは・・・唸った。。
「『勝ちたい』という思考は、自然の中に存在しない。
自然界の動植物たちは、『本能で生きる』つまり『負けない』という普遍のスタンスがあるだけであって、それ以上でもそれ以下でもないのだ」

なるほど。私は、ケンカの時、「勝ってやろう」と思ったことはなかった。
桜井氏の言う通り「絶対に負けない」と思った。強く思った。
相手は、たいてい自分より、大きな男の先生とか、男子とかだったけど、その時は、絶対的な自信と勢いで、「負けない」と思った。
つまり、そんだけ自然というか、野生の本能で戦っていたんだな。
「負けない」って思っていたから、相手が、逃げたら追うこともないし、必要以上に、傷つけずに済んだみたい？
あーーよかった。

思えば、死ぬほど悲しい時も、母の介護の時も、
「負けないっつ」
と、いう気持ちだけで乗り切った！乗り切れた！！！！
なるほど自然の摂理が味方してくれていたのだ・・・。
なんとなく、感謝が湧いてきた。

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