古武術で楽に介護！

母の退院間近に、病院の看護師さんに、介護のしかたを教えていただきました。
やっぱり重要なのはトイレですよね。
で、やりかたを教えて貰ったんですけど、これが本当に力技！！
パジャマのズボンをもって、かるく介護者のお尻でＵの字を描く感じを意識しつつ、腕の力でえいやーっと、持ち上げ体を移動するわけです。
看護師さんの指導のもと、何度かして
「そうそうそうです。上手ですよ～」
と、言われていたから、間違ってないんだろうけど。けどけどけど。
私出産で腰を痛めているからな。ちょっと不安。

で、何度か看護師さんに教えていただいた方法で母の介護をしたのですが。これがやっぱり数回で腰にくる！！！しかも、両手がふさがっているから、ズボンを下ろすのが難しいし！！
いかん！！！これでは、私の腰がもたーん！！

介護の本を数冊手にとりましたが、トイレ介護の時に必要なズボンの上げ下ろしについては説明がありませんでした。
うーん、病院みたいに二人いたら、片方が要介護者を持ち上げて、片方がズボンをおろしてって出来るけど、家だったら一人なんだよー！！
介助者が一人の場合は、ズボンをベッド上で下ろしたり。でもそうすると、ベッドから降りたとき、余計に足の動きが悪くなるし・・・。

はー、こりゃイカン。腰にも悪いし、一人で全て出来ないと。
なーんか良い方法ないかなー。って思っていたんだけど、人間不思議ですね。
脳裏にこびりついていた古の記憶がコロリと落ちてきました。
そーだ。そーだ。昔ちょっと古武術が好きで、よく本を読んでいたりして、右足右手を出してあるく「ナンバ歩き」とかしていたけど。
そーいや、古武術で介護の本もあったはずー！！
と、思って購入したのがこちら。
）

甲野善紀の暮らしのなかの古武術活用法―2006年7月~9月 (NHKまる得マガジン)

• 作者: 甲野 善紀
• 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
• 発売日: 2006/06
• メディア: 単行本

これは本当に良い本でした。
力を使わずに！！！介護する方法がのっているのです。
立ち上がるとき、要介護者・介助者が体を寄り添って、一体になって立ち上がる方法が載っていました。体全体の力をつかうので、腰の負担が少なく、非常に助かりました。
さらに、古武術の方法ですと、片手があくのです！
そうすると、立ちあがらせたついでに、ちゃんと介護者のズボンをおろせるので、本当に本当に便利でしたよ。
ありがとう甲野さん！！！（←古武術の先生の名前）

---

VAIOショップ
〒448-0807　愛知県刈谷市東刈谷町2-8-1
TEL ： [phone]　FAX ： [phone]
URL ： http://www.katch.ne.jp/~ongei/

★　VAIOお買い得情報はこちら → VAIO